アウトソーシング業務
一般のお客様からのコール業務は、
多くの企業においては嫌われがちなものです。
Web系の販売業務やサービス業務をやってみたいと考えてはいるものの、
厳しいクレームや注文内容のために時間を大きくロスしてしまうのは
嫌だと考えている経営者の方も多いのではないでしょうか。
そこに目をつけて、
他の企業で嫌がる対人業務や管理業務部分を受け持つことを運営内容にしているのが、
株式会社サンクネットです。
株式会社サンクネット
株式会社サンクネットは、毎日新聞デジタルの注目企業50にもランクインしている企業で、
最近増えている少人数でのWebサービス企業の外部での管理やサービスをまるごと請け負う業務を展開しています。
株式会社サンクネットの主なアウトソーシング業務とは、
まず「フィールドサポート」という営業や技術、その他の事務や管理などの業務です。
次に「コールセンターサービス」として、
365日24時間対応で技術・業務・その他の電話受付を行なっています。
更に「物流センターサービス」として、DMやキッティング、
配送センター請負など梱包や発送なども請け負う業務を行ないます。
他にも細かい業務内容はありますが、主にこの3つが大きな柱となっているようです。
中でも電話対応である「コールセンターサービス」は、
企業内で行うには非常に手間がかかり、解決が難しい内容です。
普段は別の技術系・事務系の仕事をしている人にとって、
電話口での対応は全く別の技術が必要となる事項であるため、
電話をとるのを嫌がったり、
対応を途中でやめてしまってそれが大きな企業イメージのダウンにつながってしまうということもよくあります。
そこで、電話部分は電話対応のプロに外注(アウトソース)
してしまうことで、本来の業務に集中できるようにできるというわけです。
株式会社サンクネットは、単純にアウトソーシングとして業務をまるごと受けるのではなく、
逆提案としてその企業にとって必要・不必要な業務を提案するようにもしているといいます。
アウトソーシングした方がコストダウンができる業務と、
むしろそれは自社内で行った方がよいと思われる業務などを判断して、
きちんと意見を言うようにしているというのが社長の話となっています。
また、株式会社サンクネットは新しく一般家庭や介護の現場向けに
センサーをつけたロボットを配置する業務も展開しようと考えているといいます。
今後も「ありがとうをつなぎ続ける企業」として、一層の発展が期待されています。