印刷業界
印刷業界は、出版物の売上や紙媒体の広告が減少してきたことを受けて、
今後仕事量は減っていくことが予想されています。
その中にあっても、印刷という優れた日本の技術を守るべく
活躍をしているのが文京区の株式会社マチダ印刷です。
マチダ印刷は1973年創業の印刷業界では老舗に入る企業です。
日本における印刷業界の特徴は、
中小規模の人数の少ない企業が非常に優れた技術を持って運営をしてきたということです。
マチダ印刷
マチダ印刷も従業員は20人程度の少ない規模で運営していますが、
その技術力の高さは内外によく知られています。
印刷物の作り方そのものも、ここ十年内に大きく変わりました。
それまで主流であった活版印刷は急激に数を減らし、
変わりにDTPによるデジタルでの制作物が主流になっています。
しかし完全にアナログな印刷物もなくなったわけではなく、
昔ながらの手法だからこそできる高品質の印刷物があるということも確かです。
これからの印刷業界に必要なのは、新しいデジタル媒体での業務に対応をしていきつつも、
昔ながらの手法をきちんと次の世代に伝えていくということです。
この高品質な印刷物の実現と、新しい形式での受注との両端に対応できる印刷企業こそが、
これから生き残っていくことのできる企業であると言えます。
さらに、マチダ印刷では環境や従業員の健康に留意した原材料を使用することも特徴です。
環境に悪影響をあたっるものとして社会問題になったVOC(石油系成分)をつかったインクをやめ、
植物成分由来のインクを採用することで対応しています。
他にも環境のための企業努力を重ねており、2007年には「環境保護印刷GOLDプラス」を取得しています。
今後印刷業界の受注は、今以上の小ロット化が進んでいくことが考えられてます。
そのため、営業社員においては印刷についての深い知識とコスト削減のための提案力が、
DTPチームにおいては素早い対応力のあるデザイン力が求められます。
マチダ印刷では、営業担当者も技術者も長年の経験のあるスタッフとなっているので、
企業一丸で印刷物の製作にとりかかることができます。
印刷にあまり知識のない新しい企業担当者にも、
プランニングからデザインワークを適切に提案してくれるので、
これから起業や営業を行うことを考えている若手の人たちにとっても心強い味方となってくれることでしょう。
印刷業界に興味のある人にとっても、おすすめの就職先となっています。