乗車ナビ
東京都内の鉄道駅構内には、乗り換えの方法を教えてくれる便利なマップが掲示されています。
一昔前までは見かけられなかったものですが、
このマップ掲示があるようになってから、
地方などからたまに都内に出かけてくるビジネスマンや旅行者にとっての利便性がかなり高まりました。
実はこの便利な乗換マップを考案したのがWeb系サービス企業の「株式会社ナビット」です。
株式会社ナビットの代表取締役社長である福井泰代さんはもともと専業主婦として二人の子供を育てる母親でした。
日常生活の中で「あったらいいな」と思える情報サービスがあることに気づき、
それを提供する企業をつくったのだといいます。
都内の駅構内にあるマップには、
乗り換えの方法だけでなくどの列車に乗るにはどの乗り換え口を使えば近いかや、
最寄りのエレベーターやエスカレーター、トイレや電話の場所などが記載されています。
まさに痒いところに手が届く情報サービスの一例であると言えるでしょう。
株式会社ナビット
株式会社ナビットは、のりかえ便利MAPのほかにも多くの情報サービスを日々世の中に提供しています。
ナビットの他社と違う特徴が、全国にある主婦ネットワークを利用した「地域特派員」の存在です。
全国の在宅ワークを希望する主婦に対し、
SOHOとして地域密着情報を集める仕事を担当してもらい、
確実な情報を集めるようにしているのです。
地域特派員が地域密着情報をきちんと確認して集めてくれるので、
非常に情報内容に信頼性があり、かつリアルタイムでその地域の動きを見ることができます。
情報提供においてこのリアルタイムさと正確さは何よりも重要な意味を持つので、
多くの情報を求める企業からの需要は高いものとなっています。
全国の主婦ネットワーク「地域特派員」は現在まで45,200人にも及んでいるといい、
まさに全国津々浦々の情報を瞬時に手に入れることができる体勢が整えられています。
同社はそのようなSOHOでの仕事を探すのに役立つ「Soho-Style」というサポートサイトも運営しています。
地域特派員の仕事としては、実地調査の他、写真撮影代行、
チラシの収集、覆面調査、ブログプロモーションと多岐にわたっています。
多忙で少人数であるIT企業にとっては、
このような情報網をもった企業は大変に貴重な存在です。
他社にはない行き届いたサービス内容によって、
今後もナビットは事業を拡大していくのではないかと思われています。